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七夕 の食べ物での風習や習慣って何だろう?

2018年7月16日

七夕は五節句のひとつであることは、あまり知られていないのかもしれませんね。

年間の五つの節句人日(じんじつ)(正月7日)・上巳(じょうし)(3月3日)・端午(たんご)(5月5日)・七夕(しちせき)(7月7日)・重陽(ちょうよう)(9月9日)。

コトバンクより

ひな祭りやこどもの日といえば、わかりやすいですが

節句の読みは、七夕はしちせきです。

 

唐時代の中国の暦法によって、奇数月の季節の変わり目は

旬の植物から生命力をもらい、邪気をはらう意味合いがあるんです。

 

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七夕 の食べ物での風習や習慣って何だろう?

 

七夕はそうめんの日

 

全国乾麺協同組合連合会では、7月7日七夕を「そうめんの日」と

昭和57年から決めています。

 

平安期には、平安時代の書物(延喜式)に「七夕にそうめんを食べると

大病にかからない」と書かれていて、7月7日に宮中でそうめんを

食べていた習慣が一般に普及したようです。

 

またそうめんを白い糸に見立てて、機織り、縫物の上達を願ったとも

天の川に見立てて、良縁を祈願する意味で風習となったとも

言われているようです。

 

無病息災、技術向上、良縁祈願とその時々の

災害や疫病を静めることを目的とされていたんですね。

でも、そうめんなのはどうしてなのでしょう?

その由来を調べてみました。

 

そうめんを食べる由来

 

七夕の食べ物には小麦粉を練って紐状とし、

油で揚げた索餅(さくべい)という唐菓子があります。

出典 コトバンク

別名 索麺ともいわれ、これを食べると疫病を免れるという

故事から素麺の原型という説につながっています。

 

昔々、中国の帝の子が7月7日に亡くなり、その後に一本足の鬼となって

熱病を流行らせました。これに困った人々は、その子の好物だった

索餅を供え、祟りを静めてくれるように祈りました。

 

この故事から、中国で索餅を食べる習慣が生まれ、

平安時代に伝わったころにあった「むぎなわ」と相まって

索餅→索麺→素麺と変化したものといわれています。

 

地域によって違う?七夕の行事食

 

北海道地方や東北地方、特に仙台方面では

七夕そうめんとして定着しています。

旧暦の8月に行うことも特徴です。

 

長野県では「ほうとう」を食べる地域もあるようで

七夕ほうとうとして、餡子などで甘くして食べるのだそうです。

 

地域によって色々なんですね。

仙台七夕まつりは有名なので、そうめんを食べると聞いても

納得できますね。

 

短冊を5色にすることから、そうめんも5色にするのが

縁起がいいようです。

七夕の頃は、暑い時期なので食欲が落ちてしまいがちです。

こんな話をしながら、そうめんを食べて

無病息災を願ってみませんか?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



七夕

Posted by ヤマネコリン